虫送り行事「実盛送り」6月26日(日)

  
       昨年から実盛様作りをしている赤松茂樹さん(大工さん)

  「虫送りの行事」とは、
  平安時代末期の武将・斎藤別当実盛の人形を掲げた白装束の行列が田のあぜを練り
  歩き、害虫退散と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
  「実盛送り」は、稲に足をとられて敵に討たれ、稲の害虫になった実盛の霊を慰めるた
  めに始まり、300年以上の歴史がある。城川町では、各集落が実盛人形を受け渡しな
  がら行列し、最後に黒瀬川の河原に安置する。大水で人形が流された年は豊作になる
  といわれている。 (2011/06/26【愛媛新聞】より)